アプリ
コンテンツの活用と展開。
「野鳥の鳴き声図鑑」「SmartBirding」「日本の豆」などの図鑑アプリ。出版社やコンテンツホルダーとの提携により、iOS App Store / Google Play Store で販売するアプリとして、2010年から運用をしつづけています。
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Products
私たちは技術に向き合いつづけるために——自分たちのプロダクトを創ることにしました。
Biological Art
なぜ私たちは、受託開発のかたわら、自分たちのプロダクトを創り、続けるのか。その理由を、すこしお話しさせてください。
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受託開発、いわゆる下請けの仕事は、どうしても受注の波が生まれます。繁忙期と閑散期。お客様の都合で、発注が延期になったり、その逆も起こります。これは中小企業にとって、多くの経営者を悩ませている普遍的とも言える命題です。
私たちはこの課題に自社企画の事業を持つことで対応してきました。自社企画の事業を持つことは、事業の安定性に寄与するだけでなく、以下のような意義があります。
1)実務能力の向上と研鑽
2)新しい技術の調査
3)新しい市場の創造
私たちは、目の前から下請け仕事がなくなったとき、無理に営業するのではなく、自社企画の事業構築に取り組んできました。アプリにしろ、グッズにしろ、プロダクトとしてお客様に届けるまでには、コンサルや受託開発をしているだけでは見えてこない山のような課題があります。自社企画の事業によって、実務的な知見を積み重ねるとともに、新技術・新市場への取り組みも重ねています。
いま、お客様に提供できる新しい価値は何か。そのために、私たちが事前に調べたり、検証しておけることはないか。
その時点での新技術、市場の動向などを見て、次に生まれる価値を探し、先行的に取り組んできました。2026年、私たちのテーマは、AIです。この技術をどのように活用していくか。お客様に提案できる実務的知見の検証を積み重ねています。
そして、自社企画の事業として、何を選択するか。
私たちは三つの問いで選んできました。好きな分野か。技術として、解く価値のある課題か。そして、事業として、続けられるか。この三つが重なるところに、自社プロダクトがあります。
ii
「社会課題」と言うとおおげさですが、私たちは素朴に、目の前の課題を技術で解けないか、と考えてきました。
こうした小さな願いの一つひとつとと先端技術の可能性の接点が、私たちにとっての解くべき事業課題になります。
市場のニーズも、突き詰めれば誰かの「こうだったらいいのに」に行き当たるはずです。そうした個人の想いと社会課題の接点に、技術で貢献することがないか、という試行錯誤を、積み重ねています。
iii
SaaSの運営も、App Store や Google Play のアプリも、実際に運用してみて初めてわかることが、山のようにあります。設計の善し悪し、運用の手間、ユーザーの本当の要望・・・。
コンサルティングや受託開発をしているだけでは、決して得られない知見です。
グッズの事業では、原材料の調達から、加工、製造、生産、そして販売まで。クラウドからマイコン、3D CADによる設計、CNCや3Dプリンタでの造形、電子基板の製造、ハンダ付けや施工まで——デジタルとフィジカルの全工程を、自分たちの手で通してきました。自社事業は、私たちにとって、技術を試し、確かめる実験室でもあります。
iv
好きな分野の仕事は、すぐに大きく儲からなくても、続けることができます。野鳥の鳴き声図鑑は、2010年の発売から16年。これまでに8回のバージョンアップを、地道に重ねてきました。
そして、自社アプリは名刺代わりとなり、受託開発の受注につながることもあります。自社事業で得た実装の知見が、お客様に提供する仕事の価値を高める。自社事業と受託開発は、別々のものではなく、互いに支え合っています。自分たちで、創り、運用し、続ける。その積み重ねが、私たちの仕事のすべての基盤となっています。