Nature

自然を、師として。

私たちにとって自然は、守る対象であると同時に、学びの師でもあります。生きものの生存戦略から、経営と技術の知恵として学ぶ。その成果を自然に返していく。思想・哲学から実務まで、自然とのつながりを大切にしてきました。

i

生きものに、学ぶ

ヤマネは、餌の乏しい冬を、冬眠することで過ごします。無理に動いてエネルギーを費やすのではなく、春を信じて待つ。最小限の資源で、最大限に豊かに生きる——その姿は、現代人が四半期毎の成果を追いつづけるような短期的経営に対して、静かな問いを突きつけてています。

自然は、流行に左右されない、確かな知恵の宝庫です。ヤマネは環境に抗わず、無駄な努力をすることなく、生き延びてきました。いわば、「ムリ・ムダ・ムラを省く」、引き算の戦略です。

ii

ヤマネを、守る

ニホンヤマネは氷河期から生き延びてきた稀少な生きものです。夜行性で一年の半分近くを眠って過ごすため、その生態には未解明の部分が多く残されています。私たちは、ニホンヤマネ保護研究グループの活動に参加し、調査と研究を支援してきました。

生態調査のデータベース構築、行動範囲を描き出すソフトウェアの開発、観察から分析、研究成果の発信まで。私たちの持つ 情報技術 で、少しでもヤマネを守る活動に協力したい。1996年の創業当初から持続する活動の1つです。

ヤマネと IT の取り組みを見る

iii

森の道を、つなぐ

道路は人の暮らしを支える一方で、樹上で暮らす生きものたちの森を分断します。その断たれた森をつなぎ直すのが、樹上性動物のための歩道橋「アニマルパスウェイ」です。私たちは研究会の一員として、その活動に関わってきました。

2004年にアニマルパスウェイ研究会が発足。2007年には北杜市の公道上に第1号が完成。2010年には、生物多様性条約のCOP10にも研究会として参加するなど、分断された森、森の生きものと人をつなぐ活動を続けています。

アニマルパスウェイの活動を見る

iv

学びを、かたちに

自然から受けとった知恵は、私たちの経営の指針となり、技術のあり方を導いています。そして自然との関わりは、思いがけない実りももたらしました。かつて活動のために制作した一枚のクリアファイルが、いまのいきものグッズ事業の出発点になったのです。

学び、守り、つなぎ、かたちにする。自然との往復は、私たちの仕事のすべての底に流れています。

自社プロダクトへ